そんなお悩みに応えます。
Koyfinは元ウォール街のベテラン2人によって始められました。高額なプラットフォームにアクセスできない投資家向けのプロフェッショナルツールです。
株式やマクロ経済の動向に強いメンバーが作っているとのことです。
この有益なツールの使い方はかなり多岐にわたりますし、好みのダッシュボードやトレンドグラフを作成できることから自由度は高いです。
主にTwitter情報をもとに有益な使い方をまとめました。

クリックできるもくじ
Koyfinの機能と特長
まずはKoyfinの機能は以下のとおりです。
- 世界経済イベント、経済指標のデータ
- ETFのパフォーマンス比較、構成銘柄の分析
- 世界の株価指数の比較
- Myポートフォリオやウォッチリストのカスタマイズ
要は世界や米国に関して分析したいことは何でも収集できるわけですね。
以下のあたおかさんのツイートの通り、分析するのはもちろんのことcsv出力などができるのも強み。
#Koyfin がすごく便利https://t.co/dvt4DiSnYQ
【できること】
・ポートフォリオ管理
・ウォッチリスト作成
・銘柄比較分析【メリット】
・定期的な振り返り(1日、週、月)ができる。
・表内でチャートを表示する機能を内蔵している
・タグ付けができる
・csvを無料で出力できる
・散布図が作れる— あたおかコンサル@人事コンサル@🇺🇸投資 (@ataokacons1919) February 21, 2021
市況ダッシュボード
まずは市場の流れをつかむことが重要、と説いてくれているのがFANGMANさん。
個別銘柄に惚れ込んでのめりこみ過ぎてしまっていた自分が恥ずかしい。
これだけ上げ相場なんだから、普通にやってれば勝てる簡単相場っつw
その利益でしっかり将来育成用に、みんなが投げ売る小型銘柄を拾って仕込むっつ
たったこれだけの単純作業っつw肝は「潮流🌊」変化を常に見極めるだけっつ
これが出来ずに会計作業みたいに個々銘柄分析ばかりやってると負けるっつ pic.twitter.com/2KYqps2fMG— ファンっち丸🔥FIRE the FORCE (@FANGMAT_X) April 20, 2021
1D、5D、1M、3M、6M、1Y、3Y、とそれぞれのタイムスパンで主要なインデックスの動きを眺めていきたいですね。
短期的な浮き沈みを見るなら5Dや1Mの期間が最も使いやすいです。Twitterで得られる噂話(最近大型株が堅調だ!など)を自分の目で検証していきましょう。
Koyfinの「Today’sMarkets」で確認できることで便利なのは以下の項目です。
- 株式市場比較(Dow、S&P500、Nasdaq100、Russell2000)
- 株式セクター比較
- 各指標の比較グラフ
- バリュー、コア、グロース分類での比較
- 各国の金利
また全体の傾向をつかむのに使えるのが以下ケイタさんのツイート。
④のバリュー、コア、グロース分類比較の画面を展開すると、ケイタさんのツイートのような画面が確認できます。
S&P500などの指数だけでなくもう少し細かくブレイクして確認することができます。
この図、ちょっと見にくいかもですが、直近1ヶ月(30日間)、今月(14日間)、先週(5日間)で資金の動きを比較したものです。GAFAMなど、Large-Cap Growthから、Mid-Cap全般に資金が徐々に移動しているのが分かります。明日以降は、特にこの辺を見ていこうと思っています。 pic.twitter.com/GWTBlYk6hf
— ケイタ@米国株投資🇺🇸🌎 (@marketlucky7) April 18, 2021
以下のカピバラさんのツイートの通り、このバリュー・コア・グロース指標はグラフ化できるので把握しやすいですよ。
やまとさんの分析に便乗する感じですが、koyfinで時価総額&バリュー/グロースの比較グラフが出せるのでご参考。
過去1年
小型グロースIWO > 大型グロースIVW > 小型コアIWM過去3年
大型グロースIVW > 小型グロースIWO > 小型コアIWM過去10年
大型グロースIVW > 小型グロースIWO > 中型グロース pic.twitter.com/aQ8ktS0sGq— カピバラF.I.R.E @ 米国株🌿💇♀️🛒📲🪙投資家 (@Capybara_Stock) January 26, 2021
ウォッチリストとポートフォリオ管理
次にKoyfinのMyポートフォリオ管理やウォッチリストの管理にも使える機能を紹介します。
以下はラクチンさんのツイート。PF管理用ダッシュボードの使い方です。
好きな指標を多数追加できて、非常に使い勝手が良いです。
Koyfinのダッシュボードを整えてみたhttps://t.co/GpD9wJxxrv
これらをさっと確認できるようになっていい感じ
- Volume, Volatility, Short Interest, RSI
- EV/Sale, PSR
- Revenue CAGR
- Estimate
- News
- Performance chartスクショはPortfolioだけどもちろんWLにも適応可能 pic.twitter.com/yV95SC32MR
— ラクチン@米国グロース株🇺🇸 (@rakutin_san) February 6, 2021
また以下はわたしのツイートです。ARKKなどの気になるETFをウォッチリストへ入れることができます。
ETFのホームページでCSVファイルが公開されているので、それをアップロードするだけでウォッチリスト化ができます。
koyfin無料なのに超便利。$ARKK や $MOON など銘柄をCSVダウンロードできるETFなら以下の通り簡単に一覧表にできる。
Googlefinance関数やfinboxでデータ取得に苦戦していたのがバカバカしい。
下手にpythonなど勉強するよりもツール学ぶほうが捗る。 pic.twitter.com/n0za9prh7B— けびん@米国株で資産形成中 (@kevinbloglife) December 9, 2020
出来上がりは以下のようなリストになります。これ作るのも数分でできますから便利です。
ここでウォッチリストに入れておくべき項目を示しておきます。
ミネルヴィニ先生の本から抜粋した指標です。
- Market Cap
- Last Price
- Total Return(1M、3M、YTD)
- P/S(LTM):過去12か月のPSR
- P/E(LTM):過去12か月のPER
- Short Int.(%)
- RSI
- SMA(50D、150、200D):単純移動平均
- Above 52W Low %:52週高値からの下落率
- Below 52W High %:52週安値からの上昇率
- Rel.Volume
各指標の使い道についての詳細は以下の記事を確認してみてくださいね。
-
【先導株】ミネルヴィニの成長株投資手法の解説【急上昇する株を見極める方法】
続きを見る
ETF構成銘柄の調査
次はETFの銘柄調査についてです。
カピバラさんのツイートより、ETFパフォーマンスが可視化できる旨発言がありました。
nekoさんもTweetされてましたが、Koyfinだと組み入れ銘柄のパフォーマンスまで一目でわかりますね!
Snapshots>Holdings より(※無料会員登録が必要)https://t.co/r1VEECFxIW https://t.co/rprf4dAHu5 pic.twitter.com/GiW8cqyyjD— カピバラF.I.R.E @ 米国株🌿💇♀️🛒📲🪙投資家 (@Capybara_Stock) December 25, 2020
確かにこの機能も便利なんです。以下の4項目が確認できます。
- 各銘柄の取引量 vs 騰落率プロット
- セクター比率
- 各銘柄の株価、保有率、リターン等
- 産業比率

個別銘柄調査
ETFだけでなく、当然ながら個別銘柄の調査にも使えます。
中でも以下の個別銘柄表示が有益です。
ひと目で会社の概要、セクターなどの基本情報、株価トレンド、ニュース、PERなどの各指標、が丸わかりです。
また可視化するのにひと手間必要なPSR(NTM)なども以下の通り簡単に可視化することができます。
葵はるさんに教えていただいたKoyfinというツールを使ってZoomのNTM売上ベースのPSRの推移を見てみましたが、やはりまだまだアップサイドはある様にも見える… pic.twitter.com/trtt4VVMEq
— neko the Force (@NekoStocks) November 23, 2020

注意点
万能ともいえるKoyfinですが、数少ない注意点は以下のポイント。
現在修正されているかは検証できていませんが、米国以外の銘柄の数字は要注意です。
Koyfinは米国以外の銘柄はPTがバグってるのがご注意を…
USD建てベースのPTを数字だけ現地通貨ベースに変換して、単位だけUSDのままになっているので。— neko the Force (@NekoStocks) January 5, 2021
発展的な使い方
Koyfinとそれ以外のツールの合わせ技もTwitterで紹介されています。
ウランちゃんさんはFinvizとKoyfinをうまく併用しているようです。
Mohanさんのスクリーニングのやり方
①Finvizで直近1年以内のIPO、YoYで30%超の売上、EPS成長で絞る(例)
②ヒットした23株のティッカーをコピペしてKoyfinのウォッチリストに追加
③KoyfinのMarket Moverで表示。
④15以上のスクリーンがあるが、すべて少なくとも5-7年、理想は20年以上のデータを https://t.co/Wtd1TArcjJ— 持ち株絶対にウランちゃん♂ (@PGNXIN) February 20, 2021
確かにFinvizのスクリーナーは便利です。無料ですがNew High(最高値)など調子のよい銘柄を抽出できるのが強みです。
その他のおすすめツール
りおぽんさんをはじめとして数多くの人がつぶやいている有益ツールは以下のものです。
ぶっちゃけ僕が利用している米株系の媒体を書くと
コミュニティ:Seeking Alpha Premium, Value Investors Club
ニュース(課金):WSJ, Bloomberg, Barron's, FT
PF管理:Yahoo! Finance
解析ツール:Finbox(課金), Koyfin(無料)となります。ほかにお勧めってあるかなぁ。。。
— りおぽん東に西に (@riopon1028) December 15, 2020
わたし自身もSeeking AlphaやWSJ(ウォールストリートジャーナル)の情報は参考にしています。
解析ツールは無料で済ませることで、有益なニュースやコミュニティ情報にお金を掛けられるのは良いですね。

以下は関連記事ですので、参考にしてみてください。
-
【保存版】ウォールストリートジャーナルのメリット・デメリットとは?【米国No.1経済誌の評判】
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