米国株 資産運用

【米国株】Koyfinは市況把握にも銘柄調査にも万能!使い方を徹底解説

米国株で市況の把握や個別株の評価がしたい。Koyfinがいいって聞くけど、使い方がわかりません!

そんなお悩みに応えます。

Koyfinは元ウォール街のベテラン2人によって始められました。高額なプラットフォームにアクセスできない投資家向けのプロフェッショナルツールです。

株式やマクロ経済の動向に強いメンバーが作っているとのことです。

この有益なツールの使い方はかなり多岐にわたりますし、好みのダッシュボードやトレンドグラフを作成できることから自由度は高いです。

主にTwitter情報をもとに有益な使い方をまとめました。

けびん
記事に目を通していただき、ぜひツールを活用してくださいね!

Koyfinの機能と特長

まずはKoyfinの機能は以下のとおりです。

  • 世界経済イベント、経済指標のデータ
  • ETFのパフォーマンス比較、構成銘柄の分析
  • 世界の株価指数の比較
  • Myポートフォリオやウォッチリストのカスタマイズ

要は世界や米国に関して分析したいことは何でも収集できるわけですね。

以下のあたおかさんのツイートの通り、分析するのはもちろんのことcsv出力などができるのも強み。

市況ダッシュボード

まずは市場の流れをつかむことが重要、と説いてくれているのがFANGMANさん。

個別銘柄に惚れ込んでのめりこみ過ぎてしまっていた自分が恥ずかしい。

1D、5D、1M、3M、6M、1Y、3Y、とそれぞれのタイムスパンで主要なインデックスの動きを眺めていきたいですね。

短期的な浮き沈みを見るなら5Dや1Mの期間が最も使いやすいです。Twitterで得られる噂話(最近大型株が堅調だ!など)を自分の目で検証していきましょう。

Koyfinの「Today’sMarkets」で確認できることで便利なのは以下の項目です。

  1. 株式市場比較(Dow、S&P500、Nasdaq100、Russell2000)
  2. 株式セクター比較
  3. 各指標の比較グラフ
  4. バリュー、コア、グロース分類での比較
  5. 各国の金利

また全体の傾向をつかむのに使えるのが以下ケイタさんのツイート。

④のバリュー、コア、グロース分類比較の画面を展開すると、ケイタさんのツイートのような画面が確認できます。

S&P500などの指数だけでなくもう少し細かくブレイクして確認することができます。

以下のカピバラさんのツイートの通り、このバリュー・コア・グロース指標はグラフ化できるので把握しやすいですよ。

ウォッチリストとポートフォリオ管理

次にKoyfinのMyポートフォリオ管理やウォッチリストの管理にも使える機能を紹介します。

以下はラクチンさんのツイート。PF管理用ダッシュボードの使い方です。

好きな指標を多数追加できて、非常に使い勝手が良いです。

また以下はわたしのツイートです。ARKKなどの気になるETFをウォッチリストへ入れることができます。

ETFのホームページでCSVファイルが公開されているので、それをアップロードするだけでウォッチリスト化ができます。

出来上がりは以下のようなリストになります。これ作るのも数分でできますから便利です。

ここでウォッチリストに入れておくべき項目を示しておきます。

ミネルヴィニ先生の本から抜粋した指標です。

  • Market Cap
  • Last Price
  • Total Return(1M、3M、YTD)
  • P/S(LTM):過去12か月のPSR
  • P/E(LTM):過去12か月のPER
  • Short Int.(%)
  • RSI
  • SMA(50D、150、200D):単純移動平均
  • Above 52W Low %:52週高値からの下落率
  • Below 52W High %:52週安値からの上昇率
  • Rel.Volume

各指標の使い道についての詳細は以下の記事を確認してみてくださいね。

ミネルヴィニの成長株投資
【先導株】ミネルヴィニの成長株投資手法の解説【急上昇する株を見極める方法】

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ETF構成銘柄の調査

次はETFの銘柄調査についてです。

カピバラさんのツイートより、ETFパフォーマンスが可視化できる旨発言がありました。

確かにこの機能も便利なんです。以下の4項目が確認できます。

  1. 各銘柄の取引量 vs 騰落率プロット
  2. セクター比率
  3. 各銘柄の株価、保有率、リターン等
  4. 産業比率

けびん
著名なETFからパフォーマンスの良い個別銘柄を抜き出すことも可能です

個別銘柄調査

ETFだけでなく、当然ながら個別銘柄の調査にも使えます。

中でも以下の個別銘柄表示が有益です。

ひと目で会社の概要、セクターなどの基本情報、株価トレンド、ニュース、PERなどの各指標、が丸わかりです。

また可視化するのにひと手間必要なPSR(NTM)なども以下の通り簡単に可視化することができます。

けびん
直感的になんでもグラフ化できてしまうので、銘柄解析はお手のもの!

注意点

万能ともいえるKoyfinですが、数少ない注意点は以下のポイント。

現在修正されているかは検証できていませんが、米国以外の銘柄の数字は要注意です。

発展的な使い方

Koyfinとそれ以外のツールの合わせ技もTwitterで紹介されています。

ウランちゃんさんはFinvizとKoyfinをうまく併用しているようです。

確かにFinvizのスクリーナーは便利です。無料ですがNew High(最高値)など調子のよい銘柄を抽出できるのが強みです。

その他のおすすめツール

りおぽんさんをはじめとして数多くの人がつぶやいている有益ツールは以下のものです。

わたし自身もSeeking AlphaWSJ(ウォールストリートジャーナル)の情報は参考にしています。

解析ツールは無料で済ませることで、有益なニュースやコミュニティ情報にお金を掛けられるのは良いですね。

けびん
Koyfinを使いこなして、他のツールやニュース情報と複合的に考察していきましょう。

以下は関連記事ですので、参考にしてみてください。

ウォールストリートジャーナルのメリット・デメリット徹底評価
【保存版】ウォールストリートジャーナルのメリット・デメリットとは?【米国No.1経済誌の評判】

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けびん

30代4人家族のサラリーマンが、おすすめのグッズや子育てに関すること、ブログ運営に関すること等を記録し発信していきます。 工場勤めの狭くなりがちな視点を拡げようと、読書・勉強好きからブログ好きに発展。学び続けること、家族と穏やかな時間を過ごすことに重きを置いています。■詳しいプロフィールはこちら

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