そんなお悩みに応えます。
当記事を読めば証券会社の複数口座開設のメリット・デメリットがわかります。
実際に複数口座を活用しているわたしが、そのメリット・デメリットをお伝えしますね。
結論を先に述べますが、口座は1つに絞らずに開設しておき、主に入金・運用していく口座を決めていくのがおすすめです。
実際に、わたしも5社ほど証券口座を開設しており、運用自体は楽天証券を主として活用しています。
当記事の内容はこちら
- 『初心者向け』証券会社で複数口座を開設するメリット・デメリット
- 主要5社証券会社の強み・特色
これから投資を始める方にはお役立ちの記事だと思います。ぜひ役立ててくださいね。
証券口座を複数つくるメリットとは?
証券口座を複数つくるメリットは以下の3つです。
- 各社分析ツールに特色あり
- IPO投資の抽選は複数のほうが当選確率アップ
- 取引手数料に差があり、変更時すぐ対応可
これらについてひとつずつ解説していきますね。
メリット① 各社分析ツールに特色あり
ネット証券では、各社分析ツールに違い・特色があり、用途に応じて使い分けるとよいでしょう。各社のサイトにログインして分析をかけていきます。
若くて勢いのある会社を探したいとき
GMOクリック証券のツール「銘柄スクリーニング」
上場年数でスクリーニングを掛けられるので、テンバガー銘柄等の急成長銘柄を探すのに有効です。
続きを見る【四季報】株式投資でテンバガーを狙うための6つの方法とコツ【無料活用】
成長株、割安株をスクリーニング検索したいとき
SBI証券のツール「SBIおすすめスクリーナー」
様々な項目で絞り込みができるので、PERやPBR、営業利益率等を主体に成長株・割安株を探すのに最適です。
特定の会社の業績実績や業績予想をグラフ化して傾向を確認したいとき
マネックス証券のツール「銘柄スカウター」
会社四季報の情報や業績などを詳細につかむことができますので、最終的にはこのツールが有益です。スクリーニングツールと併用しましょう。
続きを見る『初心者向け』株式銘柄スクリーニング手順とは?【SBI・マネックスの無料ツールを画像20枚で解説】
メリット②IPO投資の抽選は複数のほうが当選確率アップ
IPO投資は有力な銘柄に当選さえできれば、かなりの高確率で利益が得られる投資法です。
完全抽選で挑戦できるネット証券会社の中では各社奮闘しています。中でも特にSBI証券はダントツです。
- SBI証券 86件(内主幹事7件)
- マネックス証券 46件
- 楽天証券 26件
- 松井証券 20件
わたしは人気が無い銘柄しか当たったことが無く景気のよい実績はありませんが、複数口座でチャレンジする価値は大いにあると思います。
ただし各口座で応募するためには資金力が必要なので、貯蓄が少ない世帯ではチャレンジしにくいかもしれません。
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口座開設手数料はかかりません
メリット③取引手数料に差があり、変更時すぐ対応可
ネット証券会社は常に取引手数料や投信の運用管理手数料を競争し、生き残りをかけています。
ロボアドバイザー等のAI活用商品などで各社特色をアピールしている面はありますが、投信であればやはり管理手数料が重要。
- 管理手数料1%:元本100万円のうち1万円が引かれる
- 管理手数料0.1%:元本100万円のうち千円が引かれる
と圧倒的な差が出てくるからです。
以下の2点に着目し、サービスが改善した場合にすぐ利用できる状態にしておくとよいでしょう。
- eMASIS Slimシリーズなど徹底的なローコスト商品の取扱い豊富な会社
- 株式の取引手数料が格安な会社
この辺の対応力ならば、やはり総合力に優れた楽天証券とSBI証券が強いでしょう。
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証券口座を複数つくる注意点2つ
メリットだけでなく、注意すべきこともあります。
- 複数口座で管理した場合、税金払いすぎに注意
- 住所変更時等に手続きが増えるので注意
1つずつ解説していきますね。
注意点①複数口座で管理した場合、税金払い過ぎに注意
特定口座(確定申告をしなくて済む口座)にしておくと、損益通算に注意しなければなりません。
1つ目の口座では収支プラス、2つ目の口座では収支マイナスとなったときに「損益通算」という制度により利益と損失を相殺することができるのですが、特定口座ではそれができません。
特定口座ごとに収支を清算してしまうので、トータルでは赤字でも税金を払うなんて言うことになりかねません。
できれば大きな金額で運用する口座は一つにしましょう。
注意点②住所変更時等に手続きが増えるので注意
証券口座開設時には住所・氏名を登録する必要があります。
単純なことですが、個人情報が旧住所に回るのは恥ずかしいので住所変更を忘れるのは避けたいですね。
アパート住まいの方は、登録した口座と個人情報をしっかりメモ取っておきましょう。

まとめ:複数口座保有で効率よい投資環境を整備していきましょう
今回は「ネット証券口座を複数つくるメリット・デメリット5つを紹介」についてまとめてきました。
注意点はあるものの、有力なネット証券会社は常に競争環境にあり、今後も独自のサービス・競合を寄せ付けないサービスを提供してくれるものと想定します。
ぜひあなたに必要なサービスがあれば、目的別に口座を追加を検討してみて下さいね。
楽天証券
SBI証券
マネックス証券
GMOクリック証券

松井証券
創業100年を超える老舗証券会社。老舗ですが、常に新しいサービスを生み出している会社なのです。
日本で初めて外交サービスをカットしてネット販売に舵を切り、手数料値下げなどを先導した先見の明がある会社。
IPO抽選時に購入代金を入金しておく必要が無い、めずらしい制度を持つ証券会社ですよ。
