そんな「ランドセルメーカーを数十社比較しました」系の記事を読んで路頭に迷っている方も多いと思います。
今回そんなお悩みに応えるべく、わたしが悩み抜いて長女に買い与えたランドセルを紹介します。
もちろん天使の羽根などメジャーどころのランドセルを試着させてきましたが、金額、軽さ、つくりの良さのバランスがいいものは何かと情報収集してみました。
そこで目をつけたのが革カバンメーカーである「中村鞄」のランドセルです。
中村かばんのランドセルはしっかりした作りになっていながらシンプルなデザインが特徴です。

この記事では中村カバンのランドセルを紹介します。
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中村カバンとは?
中村カバンとは、1960年創業の手作りランドセル工房です。東京の足立区江北にある製作所です。
工房ではミシンの音と深い革の香りに包まれているそうで、職人の手仕事のリレーをつないでランドセルを製作しています。
わたしたち一家が中村カバンを知った理由は以下のInstagram投稿です。
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というカバン関係の仕事をしている方の熱い思いを見て、中村カバンに興味を持ったのでした。
ランドセルの外観
こちらが中村カバンのランドセルの外観です。
ランドセルはオーソドックスな形状ですね。
サイズは高さ 31cm×横幅 26.2cm×奥行 20cmで、他社と比べるとわずかに小さいですが、A4ファイルなども含めてたくさんの教材がすっきり入るサイズです。
重さは材質により異なりますが、オーソドックスなベルエース(人工皮革)素材で1150gであり、他社と比べても軽い部類で持ち運びには困りません。
カラーは人工皮革で14種類、牛革で21種類と豊富です。
わが子はオーソドックスな赤を選びました。
カーマインレッドやビビットピンクなど若干ピンクがかった赤もありますが、定番の「The赤」カラーもあります。
開いた中身も非常にいい作りになっています。ベーシックだと内側が赤いチェック柄になっており、そのおしゃれさに惹かれる部分もあるようです。
反射板が耐久性のあるものが付いているのはグッドポイントですね。安全第一ですから。
ランドセルの使用感。実際に試しに背負わせてみた。
中村鞄のランドセルは背中のやさしさが特長的です。
クッション素材にNASAで使用されているシャトルクッションを使用しており、スペースシャトルの座席にも使われている耐衝撃クッションです。
耐久性も高く、6年間この厚みを保ち続けるそうです。
今回実際の写真は載せませんが、確かにイオンで他社製を背負った時と比べて、背中にピタッと吸い付くような感じに見えました。
ベルトもしっかりしているので、荷物が軽く感じるのではないかと思います。
結果的に娘が選んだのは赤色の「ベルエースベーシックランドセル」です。
最初は以下の「ベルエースパステルクラシックランドセル」と迷っていました。
こちらも背中のクッションの部分が薄いピンクになっていたり、ピンクっぽい赤が選べたりとおしゃれ度は高いです。(機能は同じ)
見てわかった良かった点
中村鞄のランドセル展示会を見てきてわかったメリットを以下にまとめます。
- 紐を通すDカン、持ち手、などが標準仕様となり機能性が高まった
- 6年間使用を見越すと余計な装飾が加えられていないほうが整っており良い
- 展示会で質問に答えてくれるのも職人さんたちであり、その受け答えからもものづくりへの誠実さを感じた
またこの上質さで53,680円~購入できてしまうコスパの良さを改めて感じました。
見てわかった気になる点
入学前年の3月から予約注文を受け付けますが、どうやら7,8月には注文過多となり新規注文停止となってしまうそうです。
展示会自体は地方ごとにかなりの回数の出張展示会を開いてくれますので、早めに展示会を予約して決断したいところです
ネットで買うときの注意点
購入は中村鞄のホームページから直接購入することとなります。
ぜひとも高価な買い物の際にはポイントの高いクレジットカードを準備しておきましょうね。
JCBカードWは永年無料で1%ポイント付与なのでおすすめです。子育て世代の強い味方です。
買えなかった場合はどうしたらよいの?
展示会の予約ができず試着ができない場合は子どもの好みがあるので、買う判断がしづらいかと思います。
その場合には、予約なしでイオンで試着して試せる「天使の羽根、フィットちゃん、スポかる」などがおすすめです。
楽天市場で買うと楽天ポイント付与が大きいです。現地購入にこだわらない方は覗いてみると良いかと思います。
まとめ
「中村鞄のランドセルはシンプルで上質!展示会まで見て決めた購入理由を紹介【ラン活終了】」というタイトルでお話してきました。
池田屋、土屋かばん、などのカバン工房系は多数ありますが、中村カバンの上質さでこの値段は良いと思います。
展示会を見に行き過ぎると交通費がかかるし子どもも情報過多で混乱してしまうと思うので、大手以外のメーカーを1、2社見学に行くのがいいのではないでしょうか?
ぜひランドセル選びの参考にしてくださいね。