初めてのつみたてNISAを検討中の方に楽天証券のおすすめ銘柄を紹介していきます。
そんなお悩みの方も多いかと思います。
今回はそんな方々へ向けてまとめてきました。
楽天証券は数ある証券会社の中でも投資信託の銘柄数が多いうえ、手数料が少ない優良銘柄が豊富です。名実ともに人気No.1証券会社といえます。
この記事の内容
- つみたてNISAを楽天証券で始めるメリットを解説
- 楽天証券で実力のある5銘柄を比較して解説
ぜひともこの記事を読んでいただき、より良い投資ライフを送っていただければ幸いです。
NISAを活用したつみたて投資の必要性
家族とライフプランを立てていく中で、やはり気になるのは老後の必要資金です。一般的には65歳退職としたときの老後資金は年金などを含めて1億円必要と言われていますよね。
理想的なシミュレーション結果ですが、しっかり運用できれば以下の図のようになるはずです。
計算前提
- 月3万円積みたて
- 利率5%or10%
- つみたてNISAのため、非課税で計算
世界や米国の経済成長率に依存する部分が大きいですが、5%以上を狙えれば、月3万円積立だとしても20年後には積みたて額が2倍~それ以上に達する可能性があります。
楽天証券のつみたてNISAの特長
数ある証券の中でわたしは楽天証券でつみたてNISAを継続しています。
以下の3つの特長があるためです。
取扱い銘柄数が多い
およそ150銘柄ほどと、つみたてNISAの銘柄数としては最大級です。
もちろん数だけでなく、楽天独自のバンガード系銘柄など実力派の商品も多数そろっています。
ただしその中から選ぶのは大変ですので、本記事ではおすすめを5つ紹介いたします。
銀行ATM手数料が無料になる
楽天銀行と連携すれば、コンビニのATMを月間最大7回まで無料で利用することができます。(残高や利用回数などの条件あり)
キャッシュレス時代にはなっていますが、夜間休日でも気兼ねなくATMを利用できるのはうれしいですよね。
インデックス投資信託の選定ポイント
わたしが選定するときに注目するポイントとしては以下の3点です。
- 純資産総額の増減傾向(人気度)
- 管理手数料(年率%)
- 騰落率(%)
純資産総額の増減については、「人気度」をしめしています。
ほかの投資信託のほうが手数料が安くなったから人気がなくなった、とかアクティブ運用に失敗した、等のニュースがあると相対的に人気度が減ってくると思います。
管理手数料は保有資産全体に掛かってくる手数料ですので、資産が大きくなればなるほど影響が大きく無視できません。
手数料が安いインデックス投資と手数料が高いアクティブ投資(ひふみ投信など)では、年率1%ほど差が出ることもあります。
手数料1%の差では年間100万円保有している場合、手数料だけで年間1万円の差が生じてしまいますね。
また、騰落率は「ある期間のファンドの成績」を示しているわけですから、重要な指標のひとつです。
おすすめ5銘柄の概要
それではまず、5銘柄の概要を説明していきます。
eMAXIS Slim先進国株式インデックス
投資ブロガーが選ぶ Fund of the Year 2018で一位を獲得した人気銘柄です。
手数料が安く人気となっている「eMAXIS」(イーマクシス)シリーズの中でも最も人気がある銘柄です。
日本を除く先進国の株式市場の値動き(MSCIコクサイインデックス)に連動するものです。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
こちらも手数料が安く人気となっている「eMAXIS」(イーマクシス)シリーズの中でも人気がある銘柄です。
米国株の主要インデックスであるS&P500の値動きに連動するものです。
米国の主要500社に投資することになるので、ダウ工業平均30社のインデックスなどと比べると非常に分散が効いたインデックスです。
ニッセイ外国株式インデックスファンド
5銘柄の中でも最も歴史のある(2014年~)ファンドです。
日本を除く先進国の株式市場の値動き(MSCIコクサイインデックス)に連動するもので、内容はほぼeMAXIS Slim先進国株式インデックスと同じです。
楽天・全米株式インデックスファンド
米国株式市場の動きに連動する投資成果を目指しています。
CRSP USトータル・マーケット・インデックスという米国株式市場のほぼ100%となる4,000銘柄で構成されたインデックスであり、S&P500以上に分散が効いたファンドです。
楽天・全世界株式インデックスファンド
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスという全世界市場の動向を表現するおよそ8,000銘柄で構成されたインデックスです。
主に米国、欧州、日本であり、中国・インドなどの新興国を含んでいます。
おすすめ5銘柄の比較
楽天証券で人気が高い5銘柄に関して、いくつかの指標を使って比較していきましょう。
純資産総額の増減傾向
まずは人気度を示す純資産総額の増減傾向を示します。
どの銘柄も増加傾向にあり、やはりニッセイ外国株式とeMAXIS Slim先進国株式は手数料の安さからダントツの人気です。
正直違いが判別できないレベルで同じ構成・手数料の2商品ですが、ニッセイ外国株式のほうが歴史が長く、販売チャンネルが多い等プラス要因があったのかもしれません。
実力派といえるeMAXIS slim米国や楽天VTIの知名度は低めですが、今後伸びていくことでしょう。
管理手数料(年率%)
まずは管理手数料の5銘柄比較です。
eMaxis slim先進国とニッセイ外国はまったく同じですね。
顧客獲得のための競争が激化していることが見て取れます。
また、米国株式や全世界株式に関わる投資信託に関しては、若干高めの手数料となっています。
銘柄が多いことなど、分散させて安全性を高めていることによる弊害や、まだできたばかりのファンドで管理費用が大きい等差を生む要因が考えられます。
騰落率(%)
続いては、騰落率の比較です。
1年間でみると、楽天VTIが強いですね。
期間が少なくeMAIXS Slim米国株式(S&P500)のデータが無いですが、楽天VTIと同等の成績を残すものと予想します。
総じてみると、米国株式>先進国株式>全世界株式、という構図が見えてきます。
やはり米国経済が強いこと、日本株や新興国株式の変動が大きく動きが不透明なこと、などからこのような挙動につながっていると考えます。
国別構成割合
ここでファンドの特徴を示すために、国別の構成割合を示します。
ここでやはり構成銘柄の差が生じてきますね。
楽天VTには日本、中国、韓国等変動が大きい国が多く組み込まれていることが、騰落率の差異要因となっているように見えます。
上位10銘柄比較
つぎに、どんな銘柄で占められているのかを比較します。
時価総額の高いものを買っていることから、すべての投資信託でアメリカの株式がランクインしています。
やはりアメリカは強いですね。
アップル株を最も保有しているのはeMAXIS Slim米国株式(S&P500)ですね。
米国に特化するか、分散するか、によってどれがいいかは好みが分かれるところです。
以下のようにFANG(フェイスブック、アップル、アマゾン、グーグル。ただしネットフリックスは除く)の割合を抽出しましたが、これら優良企業の割合が運用成績を高めている傾向が感じ取れます。
まとめ
今回は「【楽天証券】初めてのつみたてNISAにおすすめの人気5銘柄比較・解説【インデックス投資】」について述べてきました。
結論として、どの銘柄で運用しても失敗することはなく、それぞれリターンが期待できる銘柄であることがわかりました。
したがって投資金額を分割して、各銘柄に投資することをおすすめします。
楽天証券では特に、少額で多銘柄の投資をおこなうことで楽天ポイントが貯まったり銀行のATM手数料無料となるようなメリットがあるためです。
もしまだ迷っていて始められていない方は、一歩踏み出してみましょう!
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