という疑問にお答えします。
地方の工場勤めのけびんです。大学卒業時点の24歳では貯金はゼロ。
結婚式もして海外旅行も行ってジリ貧でしたが、34歳のいまは月10万円以上の貯金をしています。
筆者はこんなサラリーマン
- 妻は専業主婦。小さな子ども2人。
- 田舎暮らしのため車二台もち
- 転勤の可能性あるので賃貸住まい
子どもが小さく共働きもできないので、なんとか節約しないといけません。
資産を増やした方法は『格安サービスへの乗り換え』が中心です。
当記事の内容はこちら
- 地方住みで貯金を月10万円にするために行った8つの節約方法
- 本業の収入を上げきること
やはり最低でも毎月10万円貯金しないと、万が一のリスクに備えることも難しくなります。
当記事の方法を実践すれば月10万円貯蓄に近づけるはずです。将来の安心が欲しい方は試していきましょう。
地方住まいで月10万円貯蓄するために行った2つの原則
- 固定費を節約する
- 本業を伸ばし、加えて会社以外の収入源をつくる
上記2つです。
シンプルに『収入を増やす』『大きな出費を止める』の2つの組み合わせになります。
家計の固定費を節約する方法8つ
既婚者子持ちの場合、とにかく生活コストの上昇は避けられません。
以下8つの方法を実践してきました。
- 通信費の見直し
- 電気代の見直し
- 保険は家庭の状況にあった必要なものを
- 子ども手当は学資代わりに貯蓄
- 住居は賃貸かつ家賃補助を活用
- 車は中古で。自動車保険は最安値で
- ふるさと納税はまだまだ活用できる
- スマホアプリで家計の監視
ひとつずつ解説していきます。
方法①通信費の見直し:約月1万円削減
まず通信費のムダは、削減効果が大きいです。
わたしたち一家もムダを長年続けてきてしまいました。
- 初期:夫婦そろってドコモ
- 中期:通話の少ないわたしだけIIJMIOに乗り換え
- 現在:夫婦そろってワイモバイル
という流れをたどってきました。変えてきた中での気づきは以下の通りです。
大手キャリアのデメリット
- とにかくコストが高い
一部の格安スマホのデメリット(IIjmioなど)
- 昼休みや田舎での通信品質悪い
- かけ放題が無いと急用で電話し結局高コスト(結局月5000円以上かかることも...)
なので10分かけ放題があり使い過ぎの心配もなく、通信品質も申し分のないワイモバイルかUQモバイルで決まりです。
世界的にも日本の通信費は高額といわれています。
ほとんど痛みなく大幅な節約につながるので、まずはここからですね。
▼ワイモバイルへ移行した経験談はこちら
-
夫婦でワイモバイルへ乗り換え!ドコモと IIjmioをやめて10分かけ放題へ移行【3社比較し決断】
続きを見る
②電気代の見直し 月千円削減
電気代の見直しにもメリットがあります。
電力自由化によって各社そろって以下のようなサービスを売りにセールスをかけています。
- 電気代自体の価格競争
- ガソリンやガス料金とのセット割
- 乗り換え特典でのQUOカード
乗り換え自体は簡単で手間がかかりませんよ。電気販売会社が検針メーターを取り替えに来たら完了ですので。
定期的に他社への乗り換えをおこない、いまの生活にあった特典を狙いましょう。
公式はこちら電気代見直しNo.1サイト「エネチェンジ」
③保険は家庭の状況に見合った必要なものを
家族ができたら万が一のために保険で守りを固めないといけません。
最低でも必要なのは以下の3つ。
- 死亡保険
- 自動車保険
- 火災保険(個人賠償責任保険)
これらは世帯主の死亡、自動車事故による賠償、火災などによる賠償などの大きなリスクに備えるもの。
一方で、一般的に入るよう勧められるがん保険や医療保険は、国民健康保険の「高額医療保障」で自己負担を抑えることができます。
ただし現金貯蓄がない場合や、家系的にがんになりやすいとか、不安がある方は多いはず。
安心を買うわけですから、家族とはよく議論しましょう。
わたしの場合、医療保険は解約したもののがん保険は継続中です。
▼保険の見直し方法の詳細はこちらで解説しています。
④子ども手当は学資がわりに貯蓄
子持ち世帯には助かる児童手当。
- 3歳未満:15,000円×12か月×3年=54万円
- 3歳~中学生:10,000円×12か月×12年=144万円
こちらの子ども手当てにはできるだけ手をつけずに、将来の学資用途や万が一のリスクの際の資金としましょう。

⑤住居は賃貸かつ家賃補助を活用。火災保険も見直し。
固定費の際たるものは住居費。
持ち家vs賃貸、どちらがよいかは常に答えのない議論が繰り広げられていますね。
わたしは転勤の可能性がある職であるし、単身赴任を極力避けたいので、現時点では持ち家の購入は避けています。
転勤だけでなく、固定の住居をもつことで転職など働き方を変える可能性も考慮しての判断。
もちろん永住できるエリアに住んでいる方は早めに持ち家を購入し、生活の質を上げるのは非常に良いこと。うらやましいです。

⑥クルマは中古で。保険も最安値で。月1千円~2千円削減
妻と結婚したときに譲り受けた軽自動車スズキ ムーヴは、つい最近まで通勤用として長く乗りました。
購入から15年乗った頃に不調となり、仕方なく買い換えました。
田舎では車社会のため、車の2台持ちは必須となりがち。通勤用の2台目は可能な限り中古で長く乗りましょう。
レクサスやBMWなどを通勤用として乗り回すのが本当にもったいないなあと思いながら見ています。
がんばって年間50万円や100万円の貯蓄を数年続けたのに、400万円以上を車両代として一瞬で消しとばしてしまうわけですね。
長距離移動用のメインとしても中古でミニバンを買えば、200万円せずに良い車買えますからね。ステップワゴン、ヴォクシー、シエンタなど。
毎年価値が目減りしていく車は、実用品として見るようにしましょう。

また自動車保険をネット損保に切り替えることも節約効果高いです。
会社で大手生命保険会社の団体割引が受けられるのでお得!!と思ってましたが、ネット損保のほうがさらに安くて驚きました。
ネット損保に不便さはなく、困ったときでも保険証券をウェブですぐ確認できるし、ロードサービスも基本無料で手厚いし、移行しないと損です。

▼ネット損保への切り替え経験談はこちら。
-
格安自動車保険への乗換え実績と5分で見積もり比較する方法。年間2万円以上の節約!
続きを見る
⑦ふるさと納税はまだまだ活用 年1万円削減
一時期は返礼率の高さを競い合って過熱していたふるさと納税。
いまは返礼率30%以下という縛りがありますが、それでも頼めば頼むほどお得なのは変わりありません。
数多くのふるさと納税サイトがあるので悩みますが、おすすめは2つ。
▼ふるさと納税の支払い金額にも楽天ポイントが付与される楽天ふるさと納税がおすすめです。
公式はこちら【楽天市場】ふるさと納税

⑧マネーフォワードで家計の監視・改善
ここまで固定費の削減についてまとめてきましたが、一時的なイベントで終わらせるのではなく継続的な監視と改善をすべきです。
しかし個々の固定費を入力してグラフ化するだけでも大変。
固定費を監視するならマネーフォワードが便利です。
無料でも過去1年間は振り返れますので、実績を振り返りやすいのでまずは無料版で記録してみては?
公式はこちら毎日の支出を自動で記録|マネーフォワード
また以下の方は有料版を試してみるとよいでしょう。
有料版を使うべき人
- 投資もしていて取り扱う口座が多い人(無料は10口座)
- 長期のデータを振り返りたい人
- 初回30日間無料を体験してみたい人

本業を伸ばし、本業以外の収入も確保する
家賃を抑え、車にかかる費用を抑え、通信費などの固定費を抑えることは大事。
収入を着実に増やすことで月10万円以上の貯蓄の達成は可能です。
私の場合、大学卒業後、初年度は年収300-350万円でジリ貧でしたが、地方といえど上場企業ですので段階的に昇給できました。
1,000万円手前に壁があり、それを越えるのは難しいですね。
会社目線でいくと、従業員をずっと働かせたいので、セミリタイアや転職を考えられては困るわけで。
福利厚生や労働環境にはどんどん資本が投じられて改善されるかもしれませんが、給与に資本が投じられることは期待できません。
また、ある一定の年収を超えてくると抱える部下も多く、ストレスも上がり非常にハード。
そのため、それ以上過度な期待を会社に求めず個人で稼いで貯金をすることの重要性も感じてきます。
今のところ月間最大5万円の副収入を得ることができています。
ただしこちらは貯蓄に回さず、極力勉強代(本やオンライン教材)にあてていく考えです。
個人の力が重要となるこの時代で、もっと収入を伸ばすために。
まとめ
地方在住のわたしが実践している節約アイデアをお伝えしてきました。
Webで手続きできるなどサービスの簡略化で節約ができるようになってきましたね。
これらを活用し最大限のメリットを得ましょう。
一方で、本業や副業である一定の水準へいきつくには努力が必要なのは間違いありません。日々努力を積み重ねていきましょう。