SEOくんの記事「ブログアフィリエイトは稼げないと悩む人へ合計10万文字のアドバイス」という記事がスゴイ!
およそ150名へのブログに対して、ひとりひとりアドバイスを積み上げ、合計10万字以上・17ページにも渡る超大作記事になっています。
ブログ運営に関する有用なエッセンスの固まりであり、これを無料で公開しているのが驚きです。
しかし読むだけでもものすごく時間がかかり、実際にそのアドバイスを読んで行動に移すことができた方は多くないのではないでしょうか。
わたしもそのボリュームに圧倒され、読んだだけで満足するところでした。
そこですべてのページに目を通したわたしが、ポイントを抜粋してまとめてみました。
ブログの記事の書き方やデザインなどに関して、チェックリスト代わりに使っていただければと思います。

SEOの観点からアクセスを集めるポイント
「図解」する
解説や説明をするときに文章だけでなく、図解していくことが他ブログとの差をつけるポイントです。
それぞれの画像にaltタグで説明を入れ込んでおくと、画像が検索に掛かるようになる、より良いです。
パートごとに記事を分けすぎず、まとめる
読み手を想像した時に、飛騨山脈にいこうとしたときにどういけばいいのか、どこに停車すればいいのか、その他名所は?など補足情報を足していきましょう。
ブログタイトルは短くする
ブログタイトルが長すぎるとグーグル検索しても出てきにくいという悩みに当たりやすいです。
ユーザーにとって簡単に打ち込みやすく、わかりやすい文字数にしましょう。
一般的に4文字と言われています。
さらにブログの記事内容に関係する4文字だと最高に覚えやすくなります。
後発だとなかなかよい4文字は残っていないため、雑記の当ブログでは名前+ブログという安易なタイトルとしています。
記事のタイトルは35文字以内とする
検索による流入を意識するならば、記事のタイトルは長くても35文字以内にしましょう。
各種SNSやグーグルの検索結果表示では、35文字以上になると文字が見切れてしまうためです。
少なくとも冒頭の30文字くらいに大事な情報は詰めておきましょう。
ブログのタイトル・キーワードをずらす
「VOD系(商品名)」など競合が多いキーワードではなく、「VOD系で視聴できる作品名+再放送、無料」など検索ボリュームが比較的小さいキーワードから攻めていくことが大事なようです。
なるべくベストセラー作品など、検索ボリュームが大きく競合相手・記事が少ないところを狙っていくと良いようです。
記事の書き方のポイント
ブログ記事はエビデンスベース(根拠を載せたもの)とする
ガジェット系ならその機能やサイズを数値で定量的に載せる、貯蓄の必要性を載せる時には省庁が公開しているデータを載せる、美容の効果を示すときには学術文献などの根拠を示す、
などエビデンスに基づく記事が効果があるようです。
また記事に実体験を交えたり、記事の導入部分で筆者にどんな実績があるのかを明示しておくと信憑性も高まり、完読率も上がるようです。
どこの誰ともわからない人が書いている記事よりも、書き手の人となりがわかっているほうが読みたくなりますよね。
記事タイトルにいれてはいけないワードを把握しておく
【その1】【その2】【前半】【後半】【~編】【上巻】といったタイトルは使わないようにしましょう。
タイトルだけを見ても、その1とその2で何が書いてあるかわかりにくかったりするので、検索ユーザーからアクセスを集めるのは難しくなります。
集約するか、記事タイトルに何が書いてあるか伝わるようにして分割しましょう。
読者を救うための広告を自然に入れる
読者のためになるコンテンツを強化したのち、ユーザーの悩みを解決するための後押しになるメッセージを文中に自然に入れてあげられるかが重要です。
本当に読者の人生を救う気持ちでひと押ししてあげましょう。
「実際にわたしが使っているのは●●です。」などと自然な訴求にしましょう。
最後のまとめの部分に「いかがでしたか」は不要
「いかがでしたか」と読み手に記事の出来を考えさせるようなまとめかたは不要です。
ブログリテラシーが高い読者から見ると、不快感を与えてしまうようです。
わたしもよく使ってしまっていましたが、やめようと思います。
記事の冒頭部分に自己紹介は不要
グーグルからの検索流入に主眼を置く場合には、「こんにちは、●●です!」などの自己紹介は不要です。
それよりも記事の冒頭で、この記事ではどんな内容を説明していくかについて記述していったほうがユーザーが離脱せず読めるようになります。
キャラクターや著者を知ってもらったうえで記事を書く場合(Note)などでは自己紹介は必要です。
ユーザーを集めるブログデザインのポイント
ワードプレスではじめること
アメブロやはてなブログなど無料で始められるブログも多数ありますが、他の会社のプラットフォームで場所を借りているだけであり賃貸住宅のようなものです。
ワードプレスであれば、ブログが自分の資産になり、成功すればブログごと売却することもできます。
アメブロ等と比べて最初は結果が出にくいですが、SNSや検索流入などで価値を積んでいけばアクセス数を上げることができるでしょう。
人気記事が何かをわかるようにする
トップページを閲覧したときに、読者はそのブログで一番読まれている記事が何かを気にするはずです。
それを入れるだけでひとりあたりのPV数は増えていくでしょう。
また「はじめて来た人に読んでもらいたい~」など新規ユーザー向けの記事があるとPRがなされ、ユーザーが読みやすくなります。
サイドバーは必要なものを載せる
「最近のコメント」は必要ない
トップページのカテゴリーに「問い合わせ」は不要。
自ブログ外へのおすすめリンクは不要。強者を強者にして、弱者を弱者化してしまう
ブログ村のボタンは取り外すこと。ブログ村ボタンからユーザーが流出してしまう可能性があるためです。
アイコンはオリジナリティあるものにする
量産型のアイコンは避けましょう。
オリジナルの写真やココナラなどで外注することがおすすめです。
500円~数千円で作成することができます。
トップページのヘッダーは大きくしすぎない
ヘッダーが大きくなってしまうと、ユーザーが1スクロールしないといけなくなるので、ユーザビリティがよくないとグーグルに判断される可能性があります。
できればロゴやタイトルのみにしましょう。
記事内の色使いを統一する
できるだけ同系色で、優しい色で統一するとよいでしょう。
相反する色を難色も多用したりするよりもユーザーにとって読みやすいブログになるはずです。
ブログテーマのポイント
PV数を伸ばすための検索ボリューム把握をする
各種無料のツールを使って、思いついた記事ネタがどの程度検索されるのかを推測することができます。
- グーグルトレンド:検索キーワードの絶対数はわかりませんが、増減トレンドや季節変動など着目すべきテーマかどうかがわかります。
- キーワードプランナー:検索ボリュームの概略と競合の多さ、類似キーワードの提案がなされるため、記事ネタを探すときに有効です。
- Ubersuggest:検索ボリュームやそのキーワードの主要サイトが分かるので、記事を書く優先順位をつけることができます。
テーマが雑多な場合は別ブログをつくる
ブログコンセプトには一貫性を持たせましょう。
特に専門性が求められるブログ(金融系、ワードプレス解説系など)では重要になります。
また出会い系などグーグルにアダルト認定を受けるようなリスクがあるカテゴリで記事を書く場合には、その他の記事は別ブログに分けましょう。
出会い系はアフィリエイト記事、その他雑記はアフィリエイト記事にしたほうがよいです。
少し高価なものをテーマに入れてみる
人は失敗をしたくない生き物です。
ですので、家電や時計など事前にしっかり調べて買い直しが無いようにするものの購入レビューをするのは良いです。
どの層におすすめなのか、どのようなコーデをする人が身につけるのか、などのユーザーの視点を持てばコンバージョンにつながるでしょう。
独自性の高い記事を書く
やはり独自性の高さが重要です。
自身の体験に基づく話や、本で学んだことなど、WEBにないものを探し出すことが重要です。
まとめ
ここまでSEOくんが教えてくれたブログ運営のポイントをまとめてみました。
特に「大事なのは継続」「ブログを読んでくれた人に価値を与えること」というのをメッセージとして与えてくれました。
わたしも価値提供をして、その対価として広告収入を得る、というスタンスを崩さずにブログを構築していきたいと思います。
ぜひいくつかでも参考にしていただけると幸いです。