「割安の株を見つけ出す方法が知りたい。全くの初心者だから、無料でスクリーニングできる方法を基本から教えて欲しい。」
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めばSBI証券とマネックス証券を活用した基本的な株のスクリーニング方法(無料)がわかります。
実際に活用していますので、その利用手順をお伝えしますね。
当記事の内容はこちら
- 『初心者向け』証券会社のスクリーニングツールの使い方(SBI証券)
- スクリーニング結果を使って銘柄を効率よく評価する方法(マネックス証券)
SBI証券は楽天証券と並んで銘柄数の豊富さ、手数料の安さなど総合力トップクラスの証券会社です。
そのSBI証券が無料で提供しているスクリーニングツールを活用してみましょう。
また様々な独自ツールを開発し、定評があるマネックス証券。こちらの銘柄スカウターも見やすく扱いやすいです。
それでは一緒に銘柄スクリーニングとその評価を始めましょう。
『初心者向け』SBI株スクリーニングツールの使い方
まずはSBI証券申し込みのウェブサイトに飛びます。
こちらSBI証券
お問い合わせ・お申込みをクリックすれば、数分で申込書類を取り寄せることができます。
困ったときに気軽に電話で問い合わせができる(携帯からも通話料無料!)仲介業者『ネクシィーズ・トレード』を通した申し込みが便利です。
ここから基本的な登録方法・使い方に進みます。
なお、当記事は『パソコン』で作業をしています。スマホでの登録に関しては以下の公式動画をご覧ください。
各項目の説明等は当記事の内容が役立ちます。
SBI証券への登録について
まずは登録して自由にツールを使える状態にしましょう。
step
1登録方法
- 名前
- 性別
- 生年月日
- 住所
- 連絡先
上記を登録します。
年収や投資経験も問われますので、ここも記入します。
あまり詳細に考えても仕方ないので、ざっくりの値を記入します。
ポイント
特定口座については、「特定口座を開設し、源泉徴収を選択する」を選ぶとよいでしょう。確定申告に関する代金計算を代行してもらうことができます。
step
2資料の請求
封筒が届きましたら、マイナンバーカードと免許証の裏表をコピーした紙を同封し、返信用封筒で送ります。
後ほど口座開設のはがきが届きます。
これで登録は終了です。お疲れ様でした。それではさっそくスクリーニングツールを使っていきましょう。
SBI証券でのスクリーニングツール使用方法
個別の株式投資においては銘柄選定をしっかり行うことが大切です。
分散投資の誘惑に負けず、意味のある勝負に出るためにもツール活用を体得しましょう。
step
1スクリーニングツールへの移動
SBI証券のトップ画面で『国内株式』⇒『スクリーニング』をクリックしてスクリーニング画面に行きます。
step
2スクリーニング項目を設定
ひとつずつスクリーニング項目を設定して、株の選別を行っていきましょう。
スクリーニングページの一番下に『詳細条件』を選択するボタンがあるので、クリックします。
まずは財務関係。
PER(株価収益率)、PBR(株価資産倍率)、配当利回り、売上高、当期純利益あたりは必須です。
次にコンセンサスの項目にうつります。
ここでは、会社の伸び率を表現する指標として、過去5年平均営業利益率、過去3年平均売上高成長率を示します。
3つ目は株価パフォーマンス。
ここでは株価、時価総額を選択します。
先ほどまでで長期の伸び率と現時点の割安さを選んでいるので、足元の出来高や値上がり率などは不要です。
最後にその他。
その他の欄は必須ではありませんが、「株主権利確定月」を選ぶと株主優待付きの銘柄を抽出できます。
優待付きのほうが、配当時期が楽しみになりますね。
step
3スクリーニング結果の出力
ここまで選別してきた結果をファイルに保存します。以下の「CSVダウンロード」をクリックしましょう。
するとCSVファイル形式でファイルをダウンロードできるので、エクセルで結果を閲覧することができます。
以下のように選択してきた項目と全銘柄が一覧表として出てきます。
エクセルで列を追加して、割安度を測定する「PER×PBR」を自分で計算します。
次にタブ『データ』⇒『フィルタ』へと移ってフィルターを設定します。
フィルタを設定すれば、以下のように数値フィルターを使って赤字の企業をはじいたり、収益性の高い企業を絞り込んだりできるわけです。
では各項目でフィルタを掛けて、銘柄の選別を行っていきます。
スクリーニングの一例
- PER×PBR<11.25
- 配当利回り>3%
- 過去5年平均営業利益成長率(予)(%)>2%
- 過去3年平均売上高成長率(予)(%)>2%
- 時価総額<300億円
という形でスクリーニングを選別していくと数千件あった株式がたったの16件まで選別することができました。
結果は拡張子を.xlsxとして保存すれば今後も使うことができます。
\ 最短3分で完了 /
クリックすると公式サイトに移動します。
代理店ネクシィーズトレードなら、手続き上の悩みも即相談可
選別した企業をひとつずつ業績内容を確認する方法
次にマネックス証券を使った業績内容の確認方法を解説します。
マネックス証券のツールを使うと過去業績もさかのぼって確認して、優良企業か否かを確認することができます。
- マネックス証券『銘柄スカウター』へ移動する
- SBI証券でスクリーニングした結果を入力して調べる
行うことはたった2つ。ぜひ手順の通り実践してみてください。
こちらマネックス証券
① マネックス銘柄スカウターへ移動する
まずはトップページから『投資情報』⇒『ツール』へと移動します。
ツールへ移行後、マネックス銘柄スカウターを選びましょう。
口座開設していれば、もちろん利用は無料です。
② 銘柄スカウターへスクリーニング結果を入力する
銘柄スカウターへ気になる銘柄を入力することで、業績推移や株価の推移、業績予想などを確認することができます。
ひとつずつ入力する必要があるので、事前にSBI証券のスクリーニングツールで20銘柄以下に絞り込んでおけるとよいですね。
例えば5933『アルインコ』で検索してみます。
まず主要な指標(PER、PBR、ROE、レーティングなど)を確認することができます。
過去10年以上の業績や利益率などをグラフや表でひと目で確認することができます。
この会社の場合は、堅調に業績が伸びており今後も期待できそうですね。
もちろん長期の株価もチェックできます。
足元株価が低下しているのをさらに戻せるとみるかどうか。割安なのでポートフォリオに加えておくか、と判断していくわけです。
\ 最短3分で完了 /
クリックすると公式サイトに移動します。
口座開設手数料はかかりません
まとめ:便利な無料ツールを活用して株式投資を楽しみましょう
群雄割拠のネット証券会社。その中でもSBI証券とマネックス証券のツールは本当に使い勝手が良いです。
使えるツールは何でも使って投資銘柄をしっかり選んでいきましょう。
以上、『『初心者向け』株式銘柄スクリーニング手順とは?【SBI・マネックスの無料ツールを画像20枚で解説】』という記事でした。