
・絵本の読み聞かせのうまいやり方が知りたい!
・子どもをかしこく育てたい。そのためには「本」が大切っていうけど、どんな本を読む読んだらいいの?
そんな疑問に答えます。
わたしの子どもはまだ4歳ですが、絵本好きな子に育っています。
買った本、借りた本合わせてこの半年でも200冊の絵本を読み聞かせています。
淡々と読んできた時期もありましたが、子どもと一緒に「楽しく読んで学ぶ」方法を本や実体験から学び、まとめました。
ぜひ絵本を活用しきれていないパパママに参考にしていただければと思います。
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3,4歳からの読み聞かせが子どもの考えをつくる
どうして読み聞かせが必要なのでしょうか?
子育てを通じて目標を達成したいからですよね。
高い知性を持ち、深い道徳心と思考能力を身につけ、他者のために尽くせる人間を育てることにつながるものだと思います。
子どもに読み聞かせの方法は以下の7つです。
- あなたはどう思う?と問う
- 一言で答えられない質問を考える
- 間違いはすぐに訂正しない
- 一緒に調べる、一緒に考える
- 知識と体験をリンクさせていくこと
- 学びの芽を拾い上げること
- 自由に選ばせたり、自由に発言させること
ひとつずつ解説していきますね。
「あなたはどう思う」と問う
子供が質問してきたら、すぐに答えずに、
「あなたはどう思う?」と聞き返してみましょう。

・ねずみさん、どうしていなくなっちゃったの?

・どうしていなくなっちゃったのかな。どう思う?
上記のようにおうむ返しのように質問してみましょう。
最初は「分かんない!」で終わることもありますが、自由に考える習慣を与えましょう。
一言で答えられない質問を考える
ひと言で答えられない少しひねった質問をしてみましょう。
よい質問の例
・くまさんよりりすさんの方がたくさん木のみを拾っているね。どうしてだろう?
悪い質問の例
・くまさんとりすさんとどっちが好き?
「どうしてかな?」「どうやったのかな?」をキーワードに質問を考えてみましょう。
間違いはすぐに訂正しない
子どもが間違っていることを言っても、いったんは受け止めてあげましょう。
頭ごなしに否定するのではなく、「なるほど、そういう風に考えるのね」と納得してあげた上で、正しいことを伝えましょう。
一緒に調べる、一緒に考える
子どもが質問してきたときには、親も一緒に学ぶモードになりましょう。

よし、パパと一緒に調べてみよう!
という具合ですね。
わからなかったら自分で調べる、という習慣を子どものうちから身につけていくことが本人のためですよね。
「自ら学ぶ子」はのちのち差が出ます。
読み聞かせから学ぶために、覚えておくべきこと
先ほどまでは、読み聞かせの方法についてまとめてきました。
次の3つは子どもが読み聞かせから効率よく学ぶために知っておいたほうが良いことをまとめました。
知識と体験をリンクさせていくこと
子どもと動物園に行ったあとには動物の図鑑を借りてくる、どうぶつが主役の絵本を借りてくる、などが有効です。
実際に五感で感じてみることで、吸収がより早くなっていくように感じますね。
学びの芽を拾いあげること
子どもにとっては、日常生活のすべてが学びにつながっています。
学びの芽を拾い上げていくことで、子どもは大きく成長していきます。

これなんだろう?
これはラクダだよ。あの背中には何が入ってると思う?体に必要な栄養を溜めこんでいるんだよ。そのおかげで砂漠でも長く過ごせるんだよ。


おおーーおもしろいね!
子どもの知的好奇心を満たせるように、私たちも普段から好奇心をもって接することができたら、子どもの世界は広がるはずです。
自由に選ばせたり、自由に発言させること
子どもがどのような本が好きなのか、また嫌いなのかを自由に発言させましょう。
本屋さんや図書館では、自分で好きな絵本を選ばせるのも1つの手ですね。
また、子どもを読み聞かせするときには、子どもの質問をさえぎらないことが大切です。
気になったら自由に質問できるようにして、本の内容に沿った返答をしてあげましょう。
小さいころから知識や考察の幅を広げられるので、読み聞かせは子どもにとってたは大きな宝物。
ぜひ続けていきましょう。
補足)成長につながるほめ方とは?
がんばったときの子どもを褒める方法についてです。
- やったことを認める
- よくできた点に気づく
- 否定はせずに次なる課題を投げかける
- 次の課題は本人に決めさせる
できなかったことを怒るよりも、初めてうまくできたことに注目して認めてあげましょう。
そうすると、次は~~をやってみたほうがいいんじゃない?と話がはずみますね。
半年で200冊以上読み聞かせてきてわかった、おすすめの絵本
3,4歳向けのおすすめの絵本を紹介します。
読み進めていく中で子どもがクスッとなる話、驚きの声を上げるストーリーに出会えると、親もうれしいですよね。
やはり数うちゃ当たれで読んでいくことで、出会える可能性を広げることが大切かと思います。
その中でもおもしろかったものを示しますね。
・おおかみのおなかのなかで
おおかみにのみ込まれてしまったねずみ。お互いのピンチをねずみとアヒル、おおかみと助け合うものがたりです。
・きょうがはじまる
今日がはじまる時、今日の服はどれにしようかな、何しようかな、と自由に選んで楽しむ絵本です。親子の会話が自然と増える良書。
・みずとはなんじゃ?
ふだん何気なく接している水の不思議に注目。
みずはどこからくるのか?どうやって氷になるのか?そんな疑問にこたえる絵本。
物語だけでなく好奇心にこたえる本も混ぜていきましょう。
・かいじゅうたちのいるところ
いたずらっ子のマックスが、ママに怒られて部屋に閉じこもると、いつのまにかかいじゅうたちが住む島にたどり着きかいじゅうたちの王になる。ファンタジー系の物語は想像力を高めますね。
・りんごかもしれない
主人公がテーブルの上に置いてあるりんごを見て、「これはりんごじゃないのかもしれない」と考える。そこから「〜かもしれない」「〜じゃないかもしれない」と広がっていくお話。自由に考えることが楽しくなりますね。
子どもとともに絵本にハマってみよう
今回は「3,4歳の読み聞かせで子どもと楽しむ方法【本好きを育てるコツ】」
について紹介してきました。
質より量を読む方が、子どもはどんどん絵本の世界に入り込みやすくなります。
また大人も世界に入り込みやすくなるのも一緒。偶然にも感動する作品、勇気づけられる作品などに出会う可能性もあります。
子どもと一緒に絵本の世界に飛び込んでみませんか。
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