とこれまで以上に利益を大きくしたいと考えている方も多いと思います。
わたしは現在、レバレッジや自動売買のしくみを使ったFX投資や
さらに株式投資の利益を伸ばすために株に関する戦略を本やWebで学習して
結論から言うと、以下の通りです。
本記事の内容
- 四季報を使えば成長余地の大きい銘柄をスクリーニングできる。
- 数字で銘柄選別はできるが、やはり大切なのは将来性を定性的に評価すること。
- 四季報は基本月額利用料金が掛かるが、GMOクリック証券や楽天証券なら無料
で利用できる。
ひとつずつ解説していきますね。
クリックできるもくじ
テンバガー銘柄を見つけるポイント6つ
ポイントは以下の6つです。
テンバガー銘柄のポイント6つ
- 成長率が高い(4年間で売上高2倍、年20%以上の増収)
- 営業利益率が10%以上
- 上場5年間以内
- オーナー企業
- その他指標でスクリーニング(安全性・割安さ)
- 定性的に評価し、成長のストーリーを探る
1〜5の項目でスクリーニングをかければ、おそらく数十社になりま
数が少ない場合は、各種指標のハードルを少し下げましょう。
ポイント1 成長性が高い。4年間で売上高が2倍
「売上高なくして利益なし」という言葉もあるぐらいで、まずは成
成長の理由として、シェアの拡大、新商品で新たな市場を開拓、新
四季報の業績欄では5年分の業績が確認できますので、まずはその欄を活用しましょう。
売上高の伸び率、つまり増収率を計算すれば、成長性を見ることができますね。
ポイント2 営業利益率10%以上
営業利益率は、売上高から売上原価と販売管理費を引いたもので、
経常利益や純利益は、投資収益や土地売買の利益を含んでいるので
営業利益率は四季報自体に計算されていませんので、自分で計算し
営業利益率(%)=営業利益÷売上高×100[/st-mybox]
ポイント3 上場5年以内
成長する銘柄の特徴として言えるのが、若い会社。
また社長が30-40代と若い会社も成長率が高いというデータも
2018年の時価総額10年前比較ランキング
- 上場から5年未満:61%
- 5年超10年未満:18%
- 10年超20年未満:21%
このデータからも若い会社を狙うのは良いでしょう。
ポイント4 オーナー企業である
ポイント3とほぼ似た企業となるはずですが、若くて元気な会社の
四季報の【株主】欄で社長または会長の名前が一番上にあれば、オ
筆頭株主がオーナーではない場合、また筆頭株主が投資ファンドに
ただし注意点として、【株主】欄にオーナー一族がズラリと並んで
ポイント5 その他指標でスクリーニング
その企業の安全性や割安度合いを調べるためにも、その他の指標も併用してみましょう。
その他の指標
- 自己資本比率 70%以上あれば安全性が高い
- PER(株価収益率)は無視してよい
- PBR(株価純資産倍率)は意識する。一倍以下だと割安。
- 時価総額100億円以下だと成長余地も大きい
ポイント6 定性的に良い企業を探る
1〜5までで、条件を厳しくしたり緩めたりしながら100社程度
「株価を見るな、企業を見ろ」という格言にもある通り、定性
コツ1 四季報コメント欄を熟読して比較
将来の成長性が本当にあるのかを技術や業態から確認しましょう。また足元の業績悪化は成長のための布石を打っている可能性もありますよ。
- その会社が将来世の中を変えるサービスを作っているのか?
- 世のた
め人のため大いに貢献しているのか? - 赤字だがそれは設備投資の前
倒しのせいか?
などです。
コツ2 時代の変化を読み込んだキーワードを探る
デフレ、キャッシュレス、IoTなど、さまざまなキーワードをつ
- 人々の生活を改善する技術やサービスがある
- 一過性の流行ではなく、10〜20年は必要とされる
- 技術力の優位性・独自性があり、他社に真似できない
- グローバルな変化に合わせて柔軟に進化できる
- 社員を動かす明確な理念を持っている
テンバガー投資のポイント
実際に銘柄を購入する時のポイントは以下の3つです。
- 逆張りして、底値で買う
- 分散投資して、リスクを分散する
- ロスカットして、赤字を引きずらない
基本的には価格が下がった時に買う「逆張り」のスタンスをとりた
また、「卵は1つのカゴに盛るな」という原則に則り、分散投資に
また大きな損失が出て、企業の成長ストーリーも崩れてしまったと
精神衛生上もよくありませんので。
銘柄選定のために四季報を無料で活用する方法
ここまで四季報を使った銘柄スクリーニングと銘柄選定の基準を示
ザクッとキーワードやコメント欄を流し読みする時には、紙の冊子
一方で、オンライン版だとスクリーニングしやすく、銘柄の絞り込みに役立つでしょう。
しかし会社四季報は、紙で買ったら2,000円ほど、オンラインだと
そこで、いきなりお金を掛けたくはない、という方に朗報です。
証券口座開設をするだけで四季報オンライン
数社が四季報オンラインを無料で公開していますが、GMOクリック証券とSBI証券をおすすめします。
こちらGMOクリック証券:上場年月日がスクリーニングできるので、若くて元気のある会社を探しやすい。
こちらSBI証券:圧倒的に便利なスクリーニングツール。CSV/エクセルファイルに出力できて、自由に調べやすい。
SBI証券のスクリーニングツールの使い方は以下の記事でお伝えします。
-
『初心者向け』株式銘柄スクリーニング手順とは?【SBI・マネックスの無料ツールを画像20枚で解説】
続きを見る
GMOクリック証券のスクリーニングの方法
ではさっそく勢いのある株式銘柄を探してみましょう。
証券口座にログインし、以下の株式検索画面へ移りましょう。
次に検索画面(スクリーニング)へと移動します。
ここで、テンバガーを狙うコツとしてあげてきた指標を使うことができますので、入力していきます。
スクリーニング項目
- 上場5年以内
- PBR1倍以下
- 経常利益率10%以上
時価総額は参考です。小さい会社のほうがより成長余地が高いと考えてのことです。
これらの指標を入力し、検索をかけると以下の画面に移ります。
GMOクリック証券のスクリーニングで特徴的な機能「割安度」がわかり、割安度順に並び変えることができます。
そこで出てきた銘柄をひとつずつ見ていきましょう。
一例として出てきた「神戸天然物化学」です。

などと調べられるわけです。
四季報からわかること
- 近年の業績見通し
- トピックス、会社の特色
- 過去業績と今後の業績予想
- 財務指標等
これらの有益な情報が無料で手に入る、GMOクリック証券にはお世話になっています。
まとめ
今回は「【四季報】株式投資でテンバガーを狙うための6つの方法とコツ【無料活用】」について解説してきました。
時価総額が小さい会社であれば、10万~30万円程度準備すれば数銘柄購入することができると思います。
ぜひとも四季報片手に優良企業を探しに行きましょう! 続きを見る
初めてのCFD取引でほったらかし投資。メリット・デメリットを解説。【GMOクリック証券】