そんなお悩みをお持ちの方も多い方と思います。
30万円から始めて、現在180万円ほどの運用額としているわたしが解説します。
どちらも有利な面があり、両者ともに人気があります。
手数料に関しても、競合として互いに意識していますので都度乗り換えるほどの差がでないのが実状です。
だからこそ細かな違いを理解していただいてから、FX自動売買を始めていただきたいのです。
ポイント
この記事でわかること
- トライオートFXとトラリピの比較
- トライオートFX独自のメリット
- トラリピ独自のメリット
FX自動売買を始める前に、ぜひご一読くださいね。
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わたしがトライオートFXを選んだ理由
わたしが始めた2018年ではたまたま豪ドル/NZドルが堅調な実績を得ている方が多く、豪ドル/NZドルを取り扱っているトライオートFXを選びました。
ただし正直なところ、どちらを選んでもほぼ同等の利益がだせると思っています。
とはいえそれぞれ特長があるので、そこに目を向けていきましょう。
自動売買FXを比較して一社に絞るべき理由
FX自動売買は、一社に絞るべきです。
なぜなら含み損が一時的に拡大することもありますが資金移動などがあなたのストレスになるからです。
1つの口座に集約して複数通貨を運用しておけば、口座内で分散運用でき含み損がでにくくなります。
またFX自動売買は一旦含み損を持ちその後の値上がり益をじっくり狙うスタイル。その繰り返しでコツコツと決済益を積み重ねるため、年単位で長い目で投資できる忍耐力が求められます。
含み損の決済は避けたいので、簡単にFX会社を乗り換えることはおすすめしません。どちらを選んでも問題はないですが、慎重に選びましょう。
トライオートFXとトラリピの基本情報比較
それでは2社を比較していきます。
トラリピとトライオートFXの基本情報の比較は以下の通り。
トライオートfx | トラリピ | |
---|---|---|
通貨ペア数 | 17ペア | 20ペア |
取引単位 | 1000 | 1000 |
手数料 | 無料〜片道20円 | 無料 |
スプレッド | あり | あり |
スマホアプリ | あり | あり |
特長 | 自動売買セレクトあり。豪ドル/NZドル扱いあり | 決済トレール |
また手数料はゼロですが、実質のFX利用料となるスプレッドが最も比較すべき項目です。
トライオートFXとトラリピのスプレッド比較
トライオートFXとトラリピ、各通貨のスプレッドを比較した表を以下に示します。
通貨ペア | トライオートFX | トラリピ |
ドル円 | 0.003 | 0.031 |
ユーロ円 | 0.005 | 0.046 |
ユーロ/ドル | 0.0003 | 0.00042 |
豪ドル/円 | 0.0058 | 0.06 |
豪ドル/ドル | 0.00014 | 0.00046 |
NZドル/円 | 0.017 | 0.086 |
NZドル/ドル | 0.0002 | 0.0005 |
カナダドル/円 | 0.019 | 0.05 |
ポンド/円 | 0.01 | 0.08 |
豪ドル/NZドル | 0.00058 | なし |
スプレッドだけなら、トライオートFXが安価に見えます。
以下の表ではスプレッドと決済手数料を足した合計値で、トライオートFXとトラリピを比較しています。
通貨ペア | トライオートFX | トラリピ | 安値 |
ドル円 | 43 | 31 | トラリピ |
ユーロ円 | 45 | 46 | トラリピ |
ユーロ/ドル | 73 | 46 | トラリピ |
豪ドル/円 | 46 | 60 | トライオートFX |
豪ドル/ドル | 55 | 50 | トラリピ |
NZドル/円 | 57 | 86 | トライオートFX |
NZドル/ドル | 62 | 54 | トラリピ |
カナダドル/円 | 59 | 50 | トラリピ |
ポンド/円 | 50 | 80 | トライオートFX |
豪ドル/NZドル | 103 | なし | トライオートFX |
それぞれの会社に得意・不得意がありますし、競って対抗していますので大きな差ではありません。
トライオートFXのメリットと強み
トラリピと比較して際立つトライオートFXのメリットは「手軽さ」と「カスタマイズ性」です。
手軽に取引できる自動売買セレクトについて以下説明します。
簡単に始められる自動売買セレクト
自動売買セレクトとは、FX自動売買を簡単に始められるトライオートFX独自の機能です。
- 自動売買セレクト注文作成手順
- 自動売買をカートに入れる
- カートに入った自動売買の数量を変更して配分を調整する
- カートの中の自動売買を注文確定する(トライオートFX公式より抜粋)
ストレスなく非常に簡単にFX自動売買が始められます。
注意ポイント
バックテスト(過去に遡って計算)での短期的な評価なので注意。
長年のチャートを踏まえて最大リスクを背負って攻めるべきです。
認定ビルダーによるプログラムも選べる
インヴァスト証券が認定するビルダーがつくるFX自動売買プログラムを選ぶこともできます。
リスクの高いもの、低いもの多種多様なのでよく吟味しましょう。

ただし注意点もあります。
実際に長期運用をして最大ロスを試算したものかどうかが大切。
最大リスクを理解しないで開始すると失敗するので、わたしが運用しているプログラム解説記事も参考にしてくださいね。
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【トライオートFX】コアレンジャー豪ドルNZドルを中リスク高利率での設定方法【実績年利10%】
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トライオートFXカナダドル円の低リスク設定方法を解説【年利約10%の運用実績】
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トラリピのメリットと強み
なんといってもトラリピの強みは「決済トレール」です。
トレンド相場ならば決済トレールは有効と言われています。
しかしレンジ相場が続けば、決済トレールなしのほうが有利になってしまいます。
どういったケースだとお得になるのか、ならないのかは以下のマネースクエア公式を参考にしてみてくださいね。
これの良さを定量的に示すものがないうえ、トラリピには検証ツール(バックテスト)がないのが痛いですね。

まとめ:トライオートFXとトラリピはどちらも優秀
今回は「トライオートFXとトラリピの違いは?基本情報や特徴を徹底比較して一つに絞ろう」というお題でお話ししてきました。
わたしが実際に使用しているトライオートFXを若干ひいきした説明になってしまいましたが、どちらも有力な会社ですのであなたの使い方次第で選んでみてくださいね。